同じミスを繰り返す人はメモの取り方を見直してみよう
同じようなミスを繰り返す人って周りにいませんか?
ミスを繰り返す人たちは「抽象化する力が不足している」のかも。
ここでいう「抽象化する力」っていうのは、いくつかのもの事象から本質を抜き取って、
一つにまとめる力ということです。
例えば「猫」
猫といっても色々です。
三毛柄やトラ柄、大型だったり小型だったり。
それでも単純に「猫」ってくくれますよね。
つまり、色んな種類、特徴があっても一つの「猫」という概念にまとめあげることができるのです。
※さすがにここまで単純だと無意識にやっていると思いますが…
周りから見ると同じようなミスを繰り返しているけど、
当の本人からすると抽象化できていないせいで、それぞれの作業が「別の事象」に感じられているのかもしれません。
さて、ミスの多い人に共通しているなぁと思うのは、メモの取り方が下手だということです。
※私が見てきた範囲での話ではありますが
本人たちはミスしたくないので一生懸命メモをとります。
その特徴は「文章でダラダラとメモをする」ということです。
酷いときには言われたことの全文をそのまま書き留めています。
※もはや思考が停止していて、なんでもかんでもメモしているのではと感じることもあります…
なので、メモは2,3語でとるようにしてみてください。
なんなら記号も使ってください。「AをBに変える」ではなく「A→B」みたいな。
抽象化とか難しい言葉を使ってみましたが、「要点をまとめよう」ってことです。
あるいは「タイトル」をつける。
そうすれば複数の事象でも「要点としては同じだな」と気が付くことができ、ミスも減るかもしれません。